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貧血とデトックスのためのチンキ~ネトル

本格的な夏が来る前なのに、毎日の暑さと湿気には悩まされますね。

ちょっと家事をしただけでも汗がだらだら。そのうち、くらくらと目がまわってきます。

というわけで、貧血のためのチンキを作ってみました。

ハーブをチョイスしてから気づいたのですが、心の状態にもぴったりでした。

最近悩み事があり、ついそのことにフォーカスしがちになり、余計な心配事やいらいらが募りがちになっていました。
心のデトックスもしたかったんです!


*ネトルのチンキ*

・保存瓶50ml用
・ネトル 約5g
・ホワイトリカーかウォッカ 約50ml

煮沸消毒した丈夫な保存瓶にネトルを瓶いっぱいに入れます。

ホワイトリカーかウォッカをネトルがかぶるくらいに加え、瓶のふたをしっかり閉めます。

瓶を冷暗所に保存し、1日2~3回瓶を振ります。

2週間後に、布かコーヒーフィルターで濾して遮光ビンに移し替えます。

飲み物に適量加え、一日数回摂取します。

※アルコールが入っているので、車の運転やアルコールが摂取できない方は注意してください。
※妊娠中の方については、医師に相談の上、使用するようにしてください。


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分量はあまり神経質にならなくても、ぎゅっと瓶いっぱいにハーブをいれてかぶるくらいにアルコール分を入れるという感じでOKです。

2週間経ちました!いよいよハーブを濾します。この瞬間が一番楽しいです。

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遮光ビンに移し替えます。ドロッパー付のものか、スポイト付のものが使いやすいです。
あらかじめ煮沸消毒しておいてください。プラスチックの部品は、煮沸すると変形してしまう恐れがあるのでさっと熱湯にくぐらせてください。


ビーカーにチンキを絞りました。
クロロフィルの緑がしっかりアルコールに移っています!きれいです♪

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麻のふきんで濾しました。布巾はあらかじめお鍋に入れて沸騰させて消毒後乾燥させました。
布だと上手に濾せますが、コーヒーフィルターでも大丈夫です。その場合は破かないように優しく濾してください。







完成♪
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冷暗所で保管し、1~2年保存可能です。期限内であっても、色やにおい、味が変化したら破棄するようにしてください。他の食べ物や飲み物といっしょの感覚です





ネトルの和名はセイヨウイラクサ。棘のあるという意味で、古代英語のnoedl「針」に名前の由来があります。
アンデルセンの白鳥の王子の中で、兄弟ののろいを解くために幼い王女が手を傷だらけにして、ネトルから糸を紡ぐシーンがありますが、ネトルの繊維は麻が普及するまでは布や紙をつくるために利用されていました。

フレッシュなネトルを触るとチクチクして、かゆみが出ることがありますが、その特徴から湿疹やじんましんに対して使われることもあります。棘には、抗ヒスタミン成分が含まれているそうです。かゆくさせておいて、同時に治療する成分が含まれているなんて不思議です。

ネトルは心身の浄化におすすめのハーブです。
春にデトックスハーブとして花粉症などのアレルギー体質の改善に、コーディアルとして売られているのでご存じの方も多いはず。

また、ほうれん草のように鉄分を豊富に含むので、貧血や月経過多、それにともなう疲労感やスタミナ切れにと、女性のお悩みにも対応してくれます。
クロロフィルいっぱい(光のエネルギーを吸収する葉緑素)のネトルは、より緑色の濃いものを選ぶようにしてください。

さらに、尿酸の排出を促してくれるので、痛風もちの方やリウマチなど関節炎のある方にもおすすめのハーブです。

お茶として飲むと、青臭くそれほど美味しいとは言えないので、パウダー状にしてカプセル剤に入れて飲むか、チンキで取り入れるとよいと思います。

うちでは、夫が痛風もちなのでカプセル剤を飲んでもらっていましたが、めんどうがって続きませんでした。
チンキなら、ネトルの成分が凝縮されているのでカプセル剤よりは効率よく体に取り入れることができます。
夫にも寝る前や夕食後のお茶に垂らして飲んでもらっています。

甘くておいしいコーディアルなら、冬ならお湯で割って、夏なら炭酸水で割って、と気軽に飲み物感覚でいただけるので、アレルギーでお悩みのお子様にもおすすめです。


手づくりをすると愛着が増すので、日々の生活に積極的に取り入れたくなります。

身体のデトックスだけではなく、心のデトックスにも・・・おすすめのハーブです^^



fakko
# by fakkotica | 2014-07-16 10:05 | herb

今シーズンの庭2~デルパール

はじめてうちに迎えたバラは、デルパール社の傑作「ナエマ」でした。

どの本を見ても、強健で病害虫に強く、四季咲き、強香(しかも、ゲランの香水の香り!!)、アーチにもできる。

とあり、フランスのバラ素敵!の憧れで購入しました。

3年苗をお迎えして庭に植えてから4年・・・私の背丈を超えて大きくなってしまいました。

今年は春の芽かきに失敗して、枝が貧弱になったり、混んで痛んだり・・・反省。

冬になったら、強く剪定して土を変えしようと思います。

参考→

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勢いが良かったのが、新苗で購入して今年で3年目のビエドゥー。

枝はナエマと比べて細く、こまかく枝分かれします。

かわゆいやつなのに棘はするどいです。

お花は、ピンク地に白い絞りがはいるデリケートな花弁です。

四季咲きで花つきもとてもよいです。

香りは弱いと思います。

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今まで?だったのに、今年、一番のお気に入りのバラがソレイユ・ヴァルティカル。

名前の通り、まっすぐ素直に伸びる枝先に黄色い花をつけます。

細い枝にもよく蕾がつきます。

黄色いバラなのに強健で病害虫に強く、四季咲き。

ゆっくりじっくり遅れて花を咲かせる印象です。

鉢で育てているときは成長が遅くて花もあまり咲かなかったのだけれど、
地植えにして2年目にしてこの花の魅力を発見しました!

香りが弱いのが、ナエマには負けるところかな。

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手前はビエドゥー。後ろ側にまっすぐ咲いてるソレイユ。

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開花前の様子。手前からラトゥール、ソレイユ、ビエドゥー、ジュリア。


最後に、コンテス・ドゥ・セギュール。

ベランダに置いているためか、5月後半の酷暑でハダニが発生><

葉っぱの一枚一枚を丁寧に洗い流し、殺虫剤しましたがダメージが残っているようで・・・

一番花は1輪しかつけませんでした泣

その後の生長は順調です。二番花に期待。

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葉っぱがないとかわいそうですな。
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7月は順調です。2番花が楽しみ!もうすぐ開花


今日はこれから、ゴッホのひまわりを見てきます。

ゴッホ以外の画家のお花の絵が20点ほど展示されるようなので、どんな風に描かれているか楽しみ。

画家の観察眼はお花のどこを見ているのか、じっくり探ってこようと思います。

また、バラを欲しくなるかもしれません~~♪


fakko
# by fakkotica | 2014-07-15 09:30 | gardening

今シーズンの庭1~モッコウバラのころ

撮りだめしてあった、庭の写真をまとめてみました。

バラの栽培をはじめて4年目。 毎年新しい発見があり、失敗もあり、試行錯誤の日々です。

*反省事項*
バラの開花時期に、天候が不安定になる。嵐で葉っぱや蕾が痛む。
そこから、雑菌が繁殖したのか葉の色が茶色くなったりちりちりになったりする。
消毒の回数を増やせばよかった。雨と水やりと、タイミングをはずしてしまった。

一番の古株ナエマは春の芽かきに失敗。もっと緻密に考えて行えばよかった。
枝が混んだり大きくなりすぎたりで、生長途中で剪定をする羽目に。

*害虫関係*
去年大量発生したアブラムシの対応は早め早めにしてきたのでそれほど悩まされない。
若い芽を中心に早めの薬剤散布で先手を打つことができた。

毛虫も同様。一日がかりで発生源の庭木をつきとめ剪定し駆除。
来年は葉っぱがレース状になった庭木を注意深く探すことにして毛虫の孵化すぐに対応したい。

ベランダのバラのハダニ、葉っぱを一枚ずつ点検し、水で洗い流しをこまめにすることができた。
真夏の発生を抑えられるように早めの対応を心がける。
電動式のスプレー容器を購入するか、迷い中。

黒星病には悩まされる。雨で2,3日点検を怠るとすぐに発生。発生した後だと薬剤が効きにくいようだ。
消毒をこまめに。株周りの掃除を徹底したいところ(あまりできてない)

土が古くなっているか、サマーソングと大きくなりすぎたナエマは調子がわるい。
冬にいったん掘り起こして土を換えをし強めの剪定をしたい。
梯子に登らないといけないくらいに大きくなってしまった。

悪戦苦闘するうちに
5月下旬、やっと東北にバラの季節がやってきました。


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近所のお花屋さんで購入したジョージ・バーンズ。絞りがきれい。

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大手まり

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モッコウバラは大株になってフェンスを突き破るほど。

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満開。このころに嵐が来てしまって・・・

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雨の重みに耐えきれなくなり、このあと大規模に剪定しました。来年はこの満開を見れなくなりそうです。

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木蓮の葉に隠れて・・・


# by fakkotica | 2014-07-14 09:00 | gardening

仙台箪笥に囲まれて、イタリアン

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かねてから楽しみにしていた、kanakoちゃんのイタリア料理のセミナーに行ってきました。

イタリア・サレルノからマンマを招いての、サレルノ料理とオリーブオイルのセミナー。

しょっちゅうkanakoちゃんとこにはお邪魔しているのに、実際にセミナーに参加するのは初めてだったので、わくわく♪

会場となったのは老舗仙台箪笥の伝承館。重厚感のある仙台箪笥や現代家具に囲まれた趣のある空間は歴史を感じさせます。マッカーサー夫人が欲しがったという箪笥もありました。すごい!

わきあいあいと始まったセミナー、前半はマンマのデモンストレーション。

シンプルな食材を生かした、サレルノの”節約料理” (貧乏料理だって言ってたよ。クチーナポヴェッロ Povero)をじっくり見学。主婦としては、節約料理は興味深々です。

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パーニャビスコッタート(合ってるかな?)とペンネが美味しかったー♡さっそく作ろう

シンプルな食材と味付けなのに、驚くほど美味しい。マンマがハーブをふりかけると、会場中によい香りが拡がりました。お昼食べてきたのに、おなかが空いてきた!
ボリュームのある試食もペロッと完食です。


後半のオリーブオイルセミナーも目からうろこの知識を教えていただきましたよ!

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産地や生産者さんによって色も香りも異なるそうです。実際に比べてみると違うね。

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透きとおった若草色のオイル。香りも瑞々しく草原の風のようでした。

私は普段アロマテラピーをしているので、スメリングがとても興味深く、香りの表現方法やよいオイルの嗅ぎ分け方はとても参考になりました。

酸化したオイルはよい香りがなかったり、変化した成分の香りになるみたい。これからはオリーブオイルを買うときには気をつけなくては。

さらに、テイスティングではオリーブオイルそのものの味わいってこうなのー!とびっくり。
野菜やパンにつけたりしたことはあっても、オイル単体を味わうという視点はなかったので本当に驚きです。
これからは、スプーン一杯飲み干して爆 味わいをチェックしないと。
さらに驚いたのは、オリーブオイルの成分は母乳成分に近いらしく、イタリアでは離乳食にも使われるんですって。
私も機会があったら使ってみたいな。


イタリア料理、これからは家庭ではクチーナポヴェッロで!節約した分はよいオリーブオイルにまわそうっと。

お酒のおつまみ、少しはバリエーションが増えるかな。
再現するのが楽しみになりました。

kanakoちゃん、アンナローザさん、今日はありがとうございました。



fakko
# by fakkotica | 2014-07-13 17:33 | daily life

2014年のバラを見に、泉ボタニカルガーデンへ

今年もまたバラを見に、大好きなmikiさんを誘って、大好きな泉ボタニカルガーデンに行ってきました。

ボタニカルに行くならmikiさんと!念願かなってやっと実現しました。
彼女は、植物のこと、香り、癒しに精通している私のアロマの先生です。

道中、あまりにおしゃべりに夢中になり間違ってスキー場の方にいってしまうハプニングもありましたが、無事到着です。

夢中になって写真を撮ったり、冷たいハーブティーを持参してベンチに腰かけたり。
あっという間に楽しい時間が過ぎて。

とってもお天気がよくて、すっかり日に焼けちゃいました。

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アルケミラモリス

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キャットミント

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パットオースチン?

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グラハムトーマス

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このふわふわのバラ、品種が知りたいな。
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モンジャルダンエマメゾン? ピンボケです。

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クレマチスと。

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これもカワイイ♡
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すでに6月下旬だったのと、雨と強烈な日差しで、バラとクレマチスのアーチは終わりかけでした。

きっとこのブログを書いているころは、満開の紫陽花がたのしむことができるころじゃないかしら。

自然のなかにすっぽりと包みこまれる植物の楽園で、私たちもすっかり癒されて帰ってきました。


fakko*
# by fakkotica | 2014-07-07 12:25 | gardening


バラと庭の木々のことやアロマテラピーやハーブについて。キングチャールズスパニエルの妹との生活。


by Fako voix

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