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植物からのメッセージ

以前、からからに乾いたスペインで道端に咲いているフレンチラベンダーを見た時に、なんて大きくて元気なんだろう!って感激したものです。カモミールだってそうでした。ドライになってもおかしくないような厳しい気候の中、可憐に花を咲かせていました。
ハーブは雑草みたいなものだから、放置しても育つとずっと思っていたのですが、これまでいろいろなハーブを枯らしてしまっていました。ヨーロッパ原産の乾いた環境の好きなハーブたちは、日本の気候が合わなかったんだろうなあ。

たくましく育った植物ほど、強力なエッセンスを持っています。 そして、私たちへの影響は絶大。
花色、全体の様子、香りなどから、植物はメッセージを発してくれています。植物の個性を知ると、ハーブや精油としての植物をどう使うかが自然にわかってくることもあります。

年間降水量がとても少ない場所で育つミルラは、「乾き」がキーワードの精油です。ミイラを作る際にも用いられたということからもイメージできそうです。じめじめした気分をカラッとさせてくれたり、カタル症状や口内炎にも使われます。

メッセージを受け取るためには、日常的に植物に触れていることがとても大切だなあと、最近とくに感じています。植物のエッセンスを化学的に証明するのが難しかった時代に、昔の人は植物を生活の中に上手に取り入れていました。きっと、植物からのメッセージを読みとる能力がとても高かったのですね。

精油について学んでいる私ですが、理解を深めるためにも植物を育てることの大切さを感じています。

fakko*

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ポールズヒマラヤンムスクを絡ませる予定で、冬に購入した大苗から育てています。

バラ、と言えば真紅の花弁を思い浮かべるものですが、学名のRosaは「赤い」という意味。
先日、アロマの先生が精油を採取するRosa centifoliaの写真を眺めながら「赤っていうよりピンクだと思うのだけれど・・・」とおっしゃっていたので、確かに言われてみればそう、素直に疑問をもつ感性は、さすがだなあと思いました。
少し前に、バラの本を読んでいたら、バラと言われてイメージするような赤いバラができたの18世紀末。ヨーロッパ原産のバラが持っていたのは真紅というよりピンク~赤紫色の色素だったため、真紅の色素を持つ中国原産のバラとヨーロッパ原産のバラが交配されたことではじめて実現したのだとか。 当時のヨーロッパの人たちは「赤い」バラ色にとても夢中になったのだそうです。

そうそう花色と言えば、うちのポールズヒマラヤンムスクのお花がとっても濃いピンクで、解説にある桜色とは違うのだけれど・・・これから、だんだんと花色が移り変わるのだろうか。 ちょっと心配しながら、そしてわくわくしながら観察しているところです。

by fakkotica | 2012-06-15 21:38


バラと庭の木々のことやアロマテラピーやハーブについて。キングチャールズスパニエルの妹との生活。


by Fako voix

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