今シーズンの庭3 ~イングリッシュローズ、ハーブと畑
庭日記、今年は写真だけとってサボり気味です。
こんな珍客が。かるがものつがい。
お花の種を植えたり、野菜の苗を植えたり、春からコツコツやってました。
今シーズンはもう、バラは増やせない!手入れできない!誘惑に負けないぞ!
と思っていたのに・・・
結局、バラの家さんの冬の大苗の予約会で「フィリスバイド」を予約。
その後、市内のガーデンガーデンに出かけて行ったときに・・・
偶然「ギスレーヌ・フェリゴンド」の大苗に遭遇し、即購入。
さらにその後も、バラ友さんの写真を見て・・・
初夏のこれまたバラの家さんのSALEで
「アンブリッジローズ」の新苗を即ポチ><
結局、新しい仲間3種が庭に仲間入りしました!
その頃、仙台はまだまだ開花前の4月。
開花までに少しでも根を張ってもらいたくて、すぐに地植えしました。
アンブリッジはとりあえず冬までは届いたままの6号鉢のままベランダです。
フィリスバイドはお山の上の木陰に、
水枯れしやすいのか、夏に入りばて気味です・・・場所が悪いのかな。
ギスレーヌは庭の南側のフェンス沿いに地植えしました!
フェリゴンド!花つきがよいです。
早く大きくならないかな。
今年は昨年と大違いで、サマーソングが黒星病ぎみです。
5月末の嵐で、葉っぱと蕾がすっかり傷ついてしまいました。
消毒をしてもしても、だめ。弱ってます。
こんな感じで形が悪いです。
なんとか2番花が咲きました。ちょっと、つぼみが変でした泣
花もくしゃくしゃしてます。泣
お花の形がゆがんでしまいました。泣
でも、2番花は元気!
スノーグース。朝の咲きたてが一番よい香り。
アブラムシつきやすいですが、元気です。
鉢は水の管理が。今の時期は朝晩の水やり。
今は、ひまわりにコスモス、コーンフラワーが咲いてます。
実がなったらチンキづくりします。
女性にうれしいハーブ。
里芋に・・・
5月から7月の梅雨明け前の庭を
ふりかえってみました。
#
by fakkotica
| 2014-07-28 20:37
| gardening
ぬか漬け美人とコーボンのぬか漬けセット
母が退職してから、畑仕事を熱心にするようになりました!
おかげで、この頃は毎日の食卓が取れたての野菜でにぎわっています。
お隣のおばあちゃんからも、たくさんおすそ分けいただいて、夫婦ふたりでは食べきれないほどです。
じゃがいも、きゅうり、トマト、ナス、パセリ、いんげん、だいこん、にんじん、しそ・・・etc.
プラムもそろそろできるかな?みょうがも里芋もそろそろかな・・・?
お野菜、特にきゅうり!今年はたくさんもらっても毎日お漬物たべて消費してます♪
ごちそうさんを見て、ぬか漬けやってみたいなって思ってたんですが、ずぼらな私にできるかなと悩むこと数か月。
ずっと買おうか買うまいか悩んでいた野田琺瑯の「ぬかづけ美人」(1kg用)を実家とうちと二つ購入し、コーボンの第一酵母からぬか漬けセットを半分個にして、先月からぬか床を育て始めました。
ぬか漬け美人、冷蔵庫でも使えるのでうっかりぬかを台無しにすることもありません。
水取り用の容器もついているので便利。
このまわりについたぬかをきれいにふき取るのが、ぬか床をよい状態で保つコツなのだそうです。
あと出た水分をこまめに取ること!あとは毎日かきまわすだけ!
コーボンは以前免疫力アップにと母に飲んでもらっていたのだけれど、ぬか漬けセットが販売されたのを知ってずっと使ってみたいなと思ってました。届いたその日から漬けられるし、一から材料を量ってぬかを作ることもなく、ずぼらな私にはぴったりです。
きゅうりに、かぶに、みょうがに、にんじん・・・いろいろ漬けて食卓にも一品増えるし、お弁当の脇役に重宝しています。
冷たいものばかり飲んだり食べたりで、胃腸に負担がかかってそうなので、漬物の乳酸菌にがんばってもらわないと。ぜんぜんしょっぱくないので、たぶん塩分も控えめなのだと思います。
お野菜、やっとこれだけになりました~また明日ももらってこよ汗
fakko
おかげで、この頃は毎日の食卓が取れたての野菜でにぎわっています。
お隣のおばあちゃんからも、たくさんおすそ分けいただいて、夫婦ふたりでは食べきれないほどです。
じゃがいも、きゅうり、トマト、ナス、パセリ、いんげん、だいこん、にんじん、しそ・・・etc.
プラムもそろそろできるかな?みょうがも里芋もそろそろかな・・・?
お野菜、特にきゅうり!今年はたくさんもらっても毎日お漬物たべて消費してます♪
ごちそうさんを見て、ぬか漬けやってみたいなって思ってたんですが、ずぼらな私にできるかなと悩むこと数か月。
ずっと買おうか買うまいか悩んでいた野田琺瑯の「ぬかづけ美人」(1kg用)を実家とうちと二つ購入し、コーボンの第一酵母からぬか漬けセットを半分個にして、先月からぬか床を育て始めました。
ぬか漬け美人、冷蔵庫でも使えるのでうっかりぬかを台無しにすることもありません。
水取り用の容器もついているので便利。
このまわりについたぬかをきれいにふき取るのが、ぬか床をよい状態で保つコツなのだそうです。
あと出た水分をこまめに取ること!あとは毎日かきまわすだけ!
コーボンは以前免疫力アップにと母に飲んでもらっていたのだけれど、ぬか漬けセットが販売されたのを知ってずっと使ってみたいなと思ってました。届いたその日から漬けられるし、一から材料を量ってぬかを作ることもなく、ずぼらな私にはぴったりです。
きゅうりに、かぶに、みょうがに、にんじん・・・いろいろ漬けて食卓にも一品増えるし、お弁当の脇役に重宝しています。
冷たいものばかり飲んだり食べたりで、胃腸に負担がかかってそうなので、漬物の乳酸菌にがんばってもらわないと。ぜんぜんしょっぱくないので、たぶん塩分も控えめなのだと思います。
お野菜、やっとこれだけになりました~また明日ももらってこよ汗
fakko
#
by fakkotica
| 2014-07-24 21:26
| daily life
赤ちゃんも使える虫よけアロマ
梅雨明け、もう少しかな~?
毎日、ムシムシしますね。
雨の後は、バラの手入れや畑の見回りで庭をうろうろするのですが、長袖必須。
それなのにいつの間にか蚊にさされてかゆいのなんの。
今年は例年より蚊の発生が1か月早いのだとか。
うちにはわんこがいるので、玄関先では蚊取り線香を朝から晩まで焚いています。
でも・・・できれば部屋のなかでは使いたくないんです。
臭いがあまり好きではないのと、煙で喉が痛くなるんです><
合成香料を使ったお香も苦手。
シトロネラやレモングラス、ユーカリレモンなど、ゲラニアール、シトロネラール、ネラールなどテルペン系アルデヒド類を含む精油は昆虫忌避作用があります。
※「シトラール」と呼ばれることもありますが、ゲラニアールとネラールの総称です。
これらの精油はけっこう強い香りで、これまた苦手な方なんです!
そこで、見つけたのが赤ちゃんでも使えるというプラナロムのプラナベベシリーズの虫よけアロマです♡
パルマローザやゼラニウム、クローブ、ジンジャー、レモンユーカリ、リトセア、シトロネラジャワがブレンドされていて、虫よけ作用がありながら心地よい香りでお気に入り。
プラナロム、ボドゥー博士のセンスのよい調香にいつもながら感動させられます。
精油はいろいろ使っているけれど、プラナロムは品質の高さでいつも信頼してます。
寝る前30分間ディフューザーにセットして、寝苦しい夜もなんとか乗り切ってます!
ちり紙につけて庭用パーカーのポケットにつっこんで庭仕事してます。
ベビーカーにほんのり香らせるのもいいですね。
直接肌につけたり、強い濃度で使わないよう気をつければ、精製水とアルコールで虫よけスプレーを作ったり、みつろうワックスを作ったり・・・他にも使い方が拡がりそうです。
虫よけのためだけに使うのがもったいないくらいです♡♡♡
もちろん大人用もあります^^
虫よけもアロマだとおしゃれですね。
なんと精油100%です!思わずリンクを貼っちゃいました。気になる方はチェックしてみてください。
fakko
毎日、ムシムシしますね。
雨の後は、バラの手入れや畑の見回りで庭をうろうろするのですが、長袖必須。
それなのにいつの間にか蚊にさされてかゆいのなんの。
今年は例年より蚊の発生が1か月早いのだとか。
うちにはわんこがいるので、玄関先では蚊取り線香を朝から晩まで焚いています。
でも・・・できれば部屋のなかでは使いたくないんです。
臭いがあまり好きではないのと、煙で喉が痛くなるんです><
合成香料を使ったお香も苦手。
シトロネラやレモングラス、ユーカリレモンなど、ゲラニアール、シトロネラール、ネラールなどテルペン系アルデヒド類を含む精油は昆虫忌避作用があります。
※「シトラール」と呼ばれることもありますが、ゲラニアールとネラールの総称です。
これらの精油はけっこう強い香りで、これまた苦手な方なんです!
そこで、見つけたのが赤ちゃんでも使えるというプラナロムのプラナベベシリーズの虫よけアロマです♡
パルマローザやゼラニウム、クローブ、ジンジャー、レモンユーカリ、リトセア、シトロネラジャワがブレンドされていて、虫よけ作用がありながら心地よい香りでお気に入り。
プラナロム、ボドゥー博士のセンスのよい調香にいつもながら感動させられます。
精油はいろいろ使っているけれど、プラナロムは品質の高さでいつも信頼してます。
寝る前30分間ディフューザーにセットして、寝苦しい夜もなんとか乗り切ってます!
ちり紙につけて庭用パーカーのポケットにつっこんで庭仕事してます。
ベビーカーにほんのり香らせるのもいいですね。
直接肌につけたり、強い濃度で使わないよう気をつければ、精製水とアルコールで虫よけスプレーを作ったり、みつろうワックスを作ったり・・・他にも使い方が拡がりそうです。
虫よけのためだけに使うのがもったいないくらいです♡♡♡
もちろん大人用もあります^^
虫よけもアロマだとおしゃれですね。
なんと精油100%です!思わずリンクを貼っちゃいました。気になる方はチェックしてみてください。
fakko
#
by fakkotica
| 2014-07-22 16:20
| aromatherapy
梅雨の頃のハーブティー
7月もいよいよ後半に入りました。
湿気と暑さに体力が奪われて、からっとしたお天気が恋しくなっています。
梅雨明けが待ち遠しいですね。
今、私がいただいているのは、ビタミンCたっぷりのローズヒップがたっぷりブレンドされた、ミントの爽やかな後味が心地よいハーブティーです。
気分だけでも、風通しのよい状態を作りたいと思って。
ブレンドしてあるのは、カモミール、マルベリー、ローズヒップ、ルイボス、ペパーミントです。
カモミールは私の定番、黄色いお花が元気をくれるリラックスハーブです。
ペパーミントとのブレンドで、食が細くなっていたり、冷たいもので負担のかかった胃腸をケアできたらと思って。
夜寝苦しいからか、食が細くなっているからか、ごはんを食べた後に急激に眠くなります。
膵臓がつかれているのかも。
そんなときに、マルベリーは急激な血糖値の上昇を抑えてくれるので、頼りになります。
ミネラル補給にもぴったりです。
ルイボスのフラボノイドは身体の酸化を予防します。
強い紫外線と梅雨のストレスは老化の原因のひとつです。通勤通学もストレスになる時期なのでぜひ摂りたいハーブです。
他にも、不妊でお悩みの方には、卵巣の老化予防によいとも言われています。
ノンカフェインなので気にされている方も安心していただけます。
ローズヒップは、レモンの20~40倍のビタミンCが含まれているので、ストレスが溜まりがちの方や紫外線で受けたお肌のダメージの修復にもとてもよいと思います。
今の時期、油断しがちですが紫外線がとても強い上に、光になれない肌はダメージが受けやすい状態です。
美肌を目指すならローズヒップは欠かせません。
ブレンドされたハーブティーは、黄色、赤、緑・・・お花や実、個性ある葉っぱ、
見ているだけでも幸せな気分になります~♪
五感に働きかけるハーブの魅力を日々感じています。
fakko
湿気と暑さに体力が奪われて、からっとしたお天気が恋しくなっています。
梅雨明けが待ち遠しいですね。
今、私がいただいているのは、ビタミンCたっぷりのローズヒップがたっぷりブレンドされた、ミントの爽やかな後味が心地よいハーブティーです。
気分だけでも、風通しのよい状態を作りたいと思って。
ブレンドしてあるのは、カモミール、マルベリー、ローズヒップ、ルイボス、ペパーミントです。
カモミールは私の定番、黄色いお花が元気をくれるリラックスハーブです。
ペパーミントとのブレンドで、食が細くなっていたり、冷たいもので負担のかかった胃腸をケアできたらと思って。
夜寝苦しいからか、食が細くなっているからか、ごはんを食べた後に急激に眠くなります。
膵臓がつかれているのかも。
そんなときに、マルベリーは急激な血糖値の上昇を抑えてくれるので、頼りになります。
ミネラル補給にもぴったりです。
ルイボスのフラボノイドは身体の酸化を予防します。
強い紫外線と梅雨のストレスは老化の原因のひとつです。通勤通学もストレスになる時期なのでぜひ摂りたいハーブです。
他にも、不妊でお悩みの方には、卵巣の老化予防によいとも言われています。
ノンカフェインなので気にされている方も安心していただけます。
ローズヒップは、レモンの20~40倍のビタミンCが含まれているので、ストレスが溜まりがちの方や紫外線で受けたお肌のダメージの修復にもとてもよいと思います。
今の時期、油断しがちですが紫外線がとても強い上に、光になれない肌はダメージが受けやすい状態です。
美肌を目指すならローズヒップは欠かせません。
ブレンドされたハーブティーは、黄色、赤、緑・・・お花や実、個性ある葉っぱ、
見ているだけでも幸せな気分になります~♪
五感に働きかけるハーブの魅力を日々感じています。
fakko
#
by fakkotica
| 2014-07-18 08:30
| herb
ゴッホのひまわりが仙台にきました!
仙台に、あの、ゴッホのひまわりがやってきた!と聞いて、初日にさっそく見てまいりました♪
実際の色彩はぜんぜん違います。ぜひ直接ご覧になっていただきたいです。右はナショナルギャラリーのもの
展示されているひまわりは、損保ジャパン東郷青児美術館より復興支援として特別公開されたものです。
→8月31日まで公開されています。夏休み中にぜひ!☆
このひまわりはゴッホが描いた7点のうち、ロンドンのナショナルギャラリーにあるひまわり(2点ある署名つきのひまわりの内の1点)を元に描かれたものです。
ひまわりと言えば、夏の太陽に向かってエネルギーを放出するような植物。見るだけで元気になる花です。
この<ひまわり>からは、プロヴァンスの太陽が生み出すあらゆる幸せの色、黄色、オレンジ、からし色を、太陽の色全部を、キャンバスに溶かしこんだようなエネルギーを感じます。
咲き始めの花にまっすぐな瑞々しい茎、開花のピークを迎え誇らしげにこちらを見ている花、そして花びらが萎れ張りを失い曲がった茎、生命を枯れつくして今にもテーブルの上に落ちそうになっている花が、すべて同じひとつのテラコッタ壺に存在しています。
家庭でお花を活けていると、枯れたりしぼんだ花を取り除きながら最後まで楽しみますよね。
ところがここではあえて、「そのまま」にすることにより、生~死、若さ~成熟~終焉まで、生命のサイクルを1枚のキャンバスに示しているように感じます。
ゴッホと言えば耳をそぎ落とすほどの狂気を思い出しますが、この絵は、プロヴァンスでのゴーギャンと迎える新しい日々への希望であふれています。残念なことに、希望に満ちたゴーギャンとの生活は2か月で破綻することになります。
以前のエントリーでカモミールの黄色について書いたことがありましたが、
実際に見てみて、ゴッホの黄色(生)にはもしかしたら同時にゴッホの青(死)も含まれているのかも・・・
ゲーテの言う ”光に一番近い色が黄、闇に一番近い色が青” をまた思いだし、人間の光と影に思いを馳せ、しばらく絵の前に立ち尽くしてしまいました。
ゴッホがひまわりを描いたまさに黄金時代、
彼の言う”黄金を溶かしこむくらいに熱く” 生きた情熱が作品からほとばしります。
幸せな時代は常に長くは続かないものです。
さて、他にもお花好きにはたまらない花に関する展示が合わせて20点展示してありました。
私はバラを育てているので、画家がどのようにバラを表現するのかとても興味深く鑑賞しました。
気になったのはバラの描き方と、背景や花瓶と活けられた花との調和についてでした。
暖色と暖色、寒色系の光と青みの赤とピンクなど背景で違う印象、
陶器にガラスに銅といった質感の異なる花瓶の使い方や、花瓶の置かれた台との関係
タッチの違いによる花びらや葉の質感
あとは、この時代のバラはどんな品種・色があったのかしら、などなど。
いろいろな方向に考えをめぐらせながら鑑賞しました。
夏休み中にぜひ、たくさんの子供たちがキャンバスの中の花たちからいっぱいエネルギーをもらってほしいなあと思います。
fakko
参考:同朋舎出版 「ナショナル・ギャラリー・ガイド」
実際の色彩はぜんぜん違います。ぜひ直接ご覧になっていただきたいです。右はナショナルギャラリーのもの
展示されているひまわりは、損保ジャパン東郷青児美術館より復興支援として特別公開されたものです。
→8月31日まで公開されています。夏休み中にぜひ!☆
このひまわりはゴッホが描いた7点のうち、ロンドンのナショナルギャラリーにあるひまわり(2点ある署名つきのひまわりの内の1点)を元に描かれたものです。
ひまわりと言えば、夏の太陽に向かってエネルギーを放出するような植物。見るだけで元気になる花です。
この<ひまわり>からは、プロヴァンスの太陽が生み出すあらゆる幸せの色、黄色、オレンジ、からし色を、太陽の色全部を、キャンバスに溶かしこんだようなエネルギーを感じます。
咲き始めの花にまっすぐな瑞々しい茎、開花のピークを迎え誇らしげにこちらを見ている花、そして花びらが萎れ張りを失い曲がった茎、生命を枯れつくして今にもテーブルの上に落ちそうになっている花が、すべて同じひとつのテラコッタ壺に存在しています。
家庭でお花を活けていると、枯れたりしぼんだ花を取り除きながら最後まで楽しみますよね。
ところがここではあえて、「そのまま」にすることにより、生~死、若さ~成熟~終焉まで、生命のサイクルを1枚のキャンバスに示しているように感じます。
ゴッホと言えば耳をそぎ落とすほどの狂気を思い出しますが、この絵は、プロヴァンスでのゴーギャンと迎える新しい日々への希望であふれています。残念なことに、希望に満ちたゴーギャンとの生活は2か月で破綻することになります。
以前のエントリーでカモミールの黄色について書いたことがありましたが、
実際に見てみて、ゴッホの黄色(生)にはもしかしたら同時にゴッホの青(死)も含まれているのかも・・・
ゲーテの言う ”光に一番近い色が黄、闇に一番近い色が青” をまた思いだし、人間の光と影に思いを馳せ、しばらく絵の前に立ち尽くしてしまいました。
ゴッホがひまわりを描いたまさに黄金時代、
彼の言う”黄金を溶かしこむくらいに熱く” 生きた情熱が作品からほとばしります。
幸せな時代は常に長くは続かないものです。
さて、他にもお花好きにはたまらない花に関する展示が合わせて20点展示してありました。
私はバラを育てているので、画家がどのようにバラを表現するのかとても興味深く鑑賞しました。
気になったのはバラの描き方と、背景や花瓶と活けられた花との調和についてでした。
暖色と暖色、寒色系の光と青みの赤とピンクなど背景で違う印象、
陶器にガラスに銅といった質感の異なる花瓶の使い方や、花瓶の置かれた台との関係
タッチの違いによる花びらや葉の質感
あとは、この時代のバラはどんな品種・色があったのかしら、などなど。
いろいろな方向に考えをめぐらせながら鑑賞しました。
夏休み中にぜひ、たくさんの子供たちがキャンバスの中の花たちからいっぱいエネルギーをもらってほしいなあと思います。
fakko
参考:同朋舎出版 「ナショナル・ギャラリー・ガイド」
#
by fakkotica
| 2014-07-17 09:00
| daily life
バラと庭の木々のことやアロマテラピーやハーブについて。キングチャールズスパニエルの妹との生活。
by Fako voix
S | M | T | W | T | F | S |
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
31 |
最新の記事
今シーズンの庭3 ~イングリ.. |
at 2014-07-28 20:37 |
ぬか漬け美人とコーボンのぬか.. |
at 2014-07-24 21:26 |
赤ちゃんも使える虫よけアロマ |
at 2014-07-22 16:20 |
梅雨の頃のハーブティー |
at 2014-07-18 08:30 |
ゴッホのひまわりが仙台にきま.. |
at 2014-07-17 09:00 |
カテゴリ
全体daily life
aromatherapy
flower essence
cosmetics
herb
gardening
travel
short trip
therapy etc.
画像一覧
検索
タグ
フィリスバイドライフログ
外部リンク
その他のジャンル
フォロー中のブログ
イタリア料理教室 Buo...La Fleur
NOYAU et cet...
浜松の刺繍教室 l'At...
気ままな日々綴り
*お願い*
- このブログに掲載されている写真・画像・イラストなどを無断で使用することを禁じます。